人狼ガイド

霊媒師の立ち回り|結果の出し方と真贋の証明

人狼ゲームの霊媒師(霊能者)の立ち回りを解説。初日COが基本とされる理由、対抗が出たときの出方、結果を読み上げたあとの使い方、ローラー対象になったときの心構えまで。どうぶつじんろうの仕様(初日は襲撃なし・決選投票は秘匿)に合わせて整理しました。

公開日 どうぶつじんろう運営

ロウソクを掲げて処刑された者の正体を確かめる霊媒師の動物のイラスト

占い師が村の「攻め」だとすれば、霊媒師は「答え合わせ」です。処刑した相手が本当に人狼だったのかを、翌朝の自分だけが知っている。地味に聞こえますが、村が全員で出した結論を検証できる役職は霊媒師しかいません。

霊媒師の仕事 ── 村が出した答えの答え合わせをする

霊媒師は、処刑された人が人狼だったかどうかを知ることができます。占い師が「これから誰を疑うか」を示すのに対して、霊媒師は「さっきの判断は合っていたか」を示します。1手遅い代わりに、村が全員で出した仮の答えを検証できるのがこの役職の価値です。

どうぶつじんろうは初日の夜に襲撃がない設定が既定なので、霊媒師の最初の結果が手に入るのは1回目の処刑を終えた翌朝です。逆に言えば、初日のあなたはまだ何も持っていません。持っていないまま名乗るかどうかが、最初の判断になります。

序盤 ── 迷ったらCOする

共有者のようなまとめ役がいない村では、初日COが基本とされています。村が確定した進行役を早く手に入れられるからです。名乗り出た霊媒師がいるだけで、議論には「明日ここに結果が出る」という軸ができ、投票の主導権が人狼側へ流れにくくなります。

COのタイミングを占い師の出方に合わせる考え方もあります。占い師が1人しか出ていないうちは様子を見て、2人目の占いCOが出た段階で名乗る、という形です。ただし読み違えると、そのあいだに偽の霊媒師に位置を取られる余地を残します。慣れるまでは初日COで構いません。

対抗が出たとき ── 真偽がつかない前提で動く

霊媒師の結果は本人にしか見えません。つまり対抗が出た瞬間、村の側からは真偽を判定する材料がなくなります。占い師のように「グレーを削って積み上げる」形で信用を稼ぐこともできません。

だからこそ、対抗が出たなら黙らないことです。潜伏して結果を隠しても、村には「霊媒師が1人しかいない」と誤認させるだけで、得はありません。名乗り出て、毎朝の結果を欠かさず出し、相手の結果とどこがどう食い違っているかを自分の言葉で説明する。真偽がつかない以上、村があなたを真だと思う根拠は、結果そのものではなく「結果をどう使ったか」のほうに宿ります。

中盤 ── 結果を出したあとが本番

判定を読み上げて終わりにしないことです。

  • 黒(人狼)が出たら、その人に誰が投票していたかを振り返ります。正しく疑えていた人は、それだけで信用の材料になります。ただしこの読みが使えるのは通常の投票だけです。どうぶつじんろうでは決選投票が秘匿なので、決選で決まった処刑からは誰が誰に入れたかを追えません。
  • 白(人間)が出たら、なぜ村の判断がずれたのかを整理します。誰の発言に引っ張られてその人に票が集まったのか。そこを言語化できると、次の処刑先の精度が上がります。

真の霊媒師だと村に認められたら、そこからは進行役です。処刑先を村に示し、議論を締める。確定に近い立場の人が黙っていると、その空白は必ず人狼が埋めます。

終盤 ── ローラーになっても真を主張し続ける

対抗がいる状態のまま終盤に入ると、「霊媒COした人を順番に処刑する」ローラーという進行が選ばれることがあります。処刑される側からすれば理不尽ですが、村としては確実に人外を1人落とせる合理的な手です。

このとき気を抜いて真アピールをやめるのが最大の失敗です。順番が回ってくるまでのあいだ、あなたの発言は村に残ります。「自分が処刑されたあと、残った霊媒師の結果はこう読んでほしい」まで言い切って退場するのが、真の霊媒師の最後の仕事です。

ありがちなミス

  • 地味な役職だと決めつけて潜伏し続ける。 霊媒師が機能しない村は、強く言い切る人狼に押し切られます。
  • 結果を報告して満足する。 判定は材料であって結論ではありません。そこから処刑先の提案までつなげてはじめて仕事になります。
  • 占い師の語彙で話す。 「占ったら」ではなく「霊媒結果は」と言い分けてください。用語がぶれるだけで真偽を疑われます。
  • ローラーが決まった時点で諦める。 残せる情報は最後まで残せます。

人数帯で変わること

5〜7人 — 霊媒師が入らない構成もあります。入る場合でも処刑できる回数が少ないので、結果が出る前に決着することすらあります。この規模で村の柱になるのは占い師の判定のほうです。

9人9人村は占い師・霊媒師・騎士の3役がそろう基準形です。人狼2・狂人1が入るので、占いにも霊媒にも騙りが乗ってくる想定で動きます。霊媒師は自分の真贋と、占い師の真贋という2つの軸を同時に扱うことになります。

13人以上 — 人狼が3人に増え、処刑できる回数にも余裕が出るぶん、人狼側が気軽に役職を騙ってくると言われます。霊媒側に対抗が出てローラー進行になる展開も増えるので、初日COで結果の本数を稼いでおく価値が上がります。

用語ミニ解説

  • CO(カミングアウト) — 自分の役職を宣言すること。
  • 対抗CO — 先にCOした人に対して、同じ役職を名乗り出ること。
  • ローラー — 同じ役職をCOした人を、順番に全員処刑していく進行。
  • 指定吊り — 進行役が処刑対象を村全体に指示すること。
  • グレー — まだ占われておらず、役職も名乗っていない位置。
  • 確定白 — 人間であることが確定した状態。

各役職の能力そのものは役職一覧にまとめてあります。霊媒師と並んで村を支える守りの役職、騎士の立ち回りは別の記事で扱っています。

よくある質問

霊媒師は初日にCOしたほうがいいですか?
共有者のようなまとめ役がいない村では、初日COが基本とされています。村が確実な進行役を早く手に入れられるためです。迷ったらCOする、くらいの構えで問題ありません。
対抗の霊媒師が出たら、どちらが本物か村は分かりますか?
分かりません。霊媒師の結果は本人にしか見えないので、外から真偽を判定する材料がないためです。だからこそ「霊媒COした人を順番に処刑する」ローラーという進行が選ばれます。真なら、処刑される前にできるだけ多くの結果と読みを村に残してください。
霊媒師は地味な役職ですか?
結果が出るのが占い師より1手遅いぶん派手さはありませんが、村の判断が正しかったかを確かめられる唯一の役職です。霊媒師が黙っている村は、声の大きい人狼にそのまま押し切られます。